日本の格安航空会社(LCC)であるジェットスター・ジャパン(JJP)、ピーチ(APJ)、春秋航空日本(SJO)は、2020年度の夏休み・お盆期間の利用実績を発表しました。お盆期間は8月7日(金)から8月16日(日)までの10日間です。これによると、3社の平均搭乗率は国内線が47.1%、春秋航空日本のみ運航した国際線は60.3%でした。
国内線では、提供座席数はピーチが24.6万席と最も多かったものの、搭乗率は39.3%、旅客数は9.7万人でした。これは、提供座席数はピーチの7割弱だったにも関わらず、搭乗率60.1%を記録したジェットスター・ジャパンの9.8万人と旅客数は同規模でした。ジェットスター・ジャパンはお盆期間の予約状況で、予約率50.7%と示していましたが、それ上回る搭乗実績となりました。
春秋航空日本は、予約段階では2,000人弱の予約状況でしたが、実際の旅客数は3,100人を超え、利用率は予想より高い27.9%となりました。
国際線では、ジェットスター・ジャパン、ピーチが運休する中、春秋航空日本が成田/ハルビン線のみを減便して運航しており、旅客数は456人で搭乗率60.3%でした。
■2020年度夏休み・お盆期間のLCC搭乗率国内線 | 提供座席数 | 総旅客数 | 搭乗率 |
---|---|---|---|
APJ | 245,880 | 96,622 | 39.3% |
JJP | 162,720 | 97,851 | 60.1% |
SJO | 11,340 | 3,164 | 27.9% |
国内線計 | 419,940 | 197,637 | 47.1% |
国際線 | 提供座席数 | 総予約数 | 搭乗率 |
APJ | 0 | 0 | 0.0% |
JJP | 0 | 0 | 0.0% |
SJO | 756 | 456 | 60.3% |
国際線計 | 756 | 456 | 60.3% |