アメリカ空軍18WGと35FW、千歳へ訓練移転 8月24日〜28日

アメリカ空軍18WGと35FW、千歳へ訓練移転 8月24日〜28日

ニュース画像 1枚目:35FWのF-16、千歳基地で
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Xiomara M. Martinez
35FWのF-16、千歳基地で

嘉手納飛行場と三沢飛行場のアメリカ空軍(USAF)は2020年8月24日(月)から8月28日(金)まで、千歳基地へ訓練移転します。アメリカ軍飛行場の周辺地域で、訓練活動に伴う影響軽減を目的とした移転です。訓練移転は今回で、通算107回目です。この訓練移転にあわせ、F-15とF-16戦闘機で、USAFと航空自衛隊が共同訓練を実施します。

共同訓練の参加部隊はアメリカ側が嘉手納基地の第18航空団(18WG)と三沢基地の第35戦闘航空団(35FW)、航空自衛隊の第2航空団です。訓練を通じ、二国間の相互運用性の向上をはかります。

USAFから参加する航空機はF-15が6機程度、F-16が6機程度、参加人員は200名程度です。空自から参加する航空機はF-15が8機です。訓練は北海道西方空域、三沢東方空域を使用し、戦闘機による戦闘訓練を実施します。

訓練に関連した人員や物資の輸送で、空自の第1輸送航空隊、第2輸送航空隊、第3輸送航空隊からC-130H、C-1、C-2が各1機、訓練期間の前後に千歳へ飛来を予定しています。USAFも同様に輸送機を千歳に飛行します。

今回の訓練に関し、新型コロナウィルス(COVID-19)感染防止対策として、アメリカ軍は日本に居住し、全員がPCR検査を受けて陰性が確認された人員のみ参加します。基地と宿泊ホテル以外、外出しない事で日米が合意しています。

期日: 2020/08/24 〜 2020/08/28
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