鹿屋基地のP-1哨戒機、8月19日に部品紛失事案が発生

鹿屋基地のP-1哨戒機、8月19日に部品紛失事案が発生

ニュース画像 1枚目:P-1哨戒機 (当該機と同型機)
© 海上自衛隊
P-1哨戒機 (当該機と同型機)

海上自衛隊鹿屋航空基地は2020年8月19日(水)、所属するP-1哨戒機、「5518」号が部品の一部を落下させた事案が発生したと公表しました。紛失した部品は触れても害はなく、発見した場合、第1航空群司令部広報室へ連絡を呼びかけています。

8月19日(水)9時25分ごろ、鹿屋航空基地内で実施された離陸前の飛行前点検で、乗務員が紛失部品を確認しました。落下した部品はワッシャー10枚です。このワッシャーは、直径約11ミリ、厚さ0.8ミリ、重さ約0.5グラムの灰色をしたステンレス製部品です。鹿屋基地の駐機場所から滑走路まで経路上を捜索したものの、部品発見には至っていません。第1航空群は、紛失した原因を調査しています。

この機体は、部品紛失が確認される直近は、鹿屋航空基地を8月18日(火)18時57分に離陸し、8月19日(水)3時14分に着陸していました。飛行経路に、鹿屋市、鹿児島市、南九州市、悪石島、与那原町、南風原町、那覇市、慶良間列島、南さつま市、枕崎市の上空が含まれていました。

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