スイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)は2020/2021年冬スケジュールで、成田/チューリッヒ線の運航を継続します。詳細スケジュールは発表されていませんが、10月時点で、9月に運航していた週2便を、週3便に増便しています。冬スケジュールでは全体の路線ネットワークも85%まで回復をめざしており、ヨーロッパでは新型コロナウイルス感染症が再拡大する中でも、運航を拡大する方針です。
冬スケジュールの長距離路線では、現在運航している成田線のほか、12路線の運航を継続します。また、新たにボストン、ヨハネスブルグ、ドバイ線の3路線を追加し、15路線を運航します。
グループ会社のエーデルワイス航空によるマスカット線も再開し、2021年3月からロサンゼルス、マイアミ、デリー線の運航も予定しています。一方、ナイロビ、ダルエスサラーム線は冬季は運休します。
コロナ感染拡大の第2波で、社会活動に制限措置を再導入しているヨーロッパでも、10月末からチューリッヒ発着でミュンヘン、ヴロツラフ線、2021年2月からルクセンブルク、バーミンガム、ロンドンシティ、ニュルンベルク線、2021年3月からグラーツ線を路線ネットワークに追加する計画です。このほか、クリスマス期間のレジャー路線や、ジュネーブ発着路線の一部路線の運航再開も予定しています。
SWISSの冬スケジュールでは就航地は85%まで回復する予定ですが、新型コロナウイルスによる渡航制限や検疫措置を考慮すると、提供座席数は前年の30%から最大40%となる見込みです。
なお、成田/チューリッヒ線の10月の運航曜日は、成田発が月、水、土、チューリッヒ発が月、木、土です。
■SWISSの長距離路線 就航都市 <2020/21冬スケジュール> ・夏から継続 ニューアーク、ニューヨーク・JFK、シカゴ、 サンフランシスコ、モントリオール、 サンパウロ、テルアビブ、ムンバイ、 バンコク、シンガポール、成田、香港、上海 ・冬の追加路線 ボストン、ヨハネスブルグ、ドバイ