ルフトハンザ・カーゴ、9機目777F導入 MD-11F退役は21年か | FlyTeam ニュース

ルフトハンザ・カーゴ、9機目777F導入 MD-11F退役は21年か

ニュース画像 1枚目:ルフトハンザ・カーゴ 777F D-ALFI
ルフトハンザ・カーゴ 777F D-ALFI

ルフトハンザ・カーゴは2020年9月29日(火)、受領したボーイング777F、機体記号(レジ)「D-ALFI」がフランクフルト空港に到着したと発表しました。新機材導入にあわせ進めているMD-11Fの退役は、2020年中を予定していましたが、今回の機材到着に合わせた発表で先送りを言及しています。

アメリカ・ワシントン州エバレットからフランクフルトに到着した新造機は、「Buenos días México!(おはようメキシコ、の意)」と愛称が付けられています。ルフトハンザ・カーゴの777Fは9機目です。

777Fは、ルフトハンザ・カーゴが保有するMD-11Fと比べ、燃費はおよそ20%向上、二酸化炭素排出量も少ない機体です。国際民間航空機関(ICAO)が定めた厳しい騒音規制の基準をクリアしています。環境対策として、ルフトハンザ・カーゴは機材更新を進め、一時は2020年中の完全退役を発表していましたが、これは2021年にずれ込む見通しです。

航空貨物輸送は、世界経済を支える重要な手段の1つで、特に新型コロナウイルス感染症で人の移動が制限される中、世界中にマスク、医療物資など緊急時に世界をつなぐ重要な手段として実証されています。ルフトハンザ・カーゴは引き続きコロナ禍に対応した大切な輸送手段として顧客、さらに世界経済を支援しつつ、長期的な課題の環境問題にも対応します。

ルフトハンザ・カーゴは777Fの9機、MD-11Fの6機、さらに共同事業のエアロ・ロジック保有の777Fの4機、計19機の貨物搭載スペースを荷主に販売しています。

今回のプレスリリースで、MD-11Fの6機のうち3機は、2020年中に退役させると言及しています。777F新造機の導入と同時にMD-11Fの運航で、コロナ禍で旺盛な需要に対応し、2020年の完全退役から、2021年にもMD-11Fの運航継続を示唆しています。ただし、残るMD-11Fの3機は重整備に入る時期とみられ、退役の後倒しは長くないとみられます。

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