セントレア、国際線再開で緊急要望 検疫体制強化や到着時間帯の制限廃止

セントレア、国際線再開で緊急要望 検疫体制強化や到着時間帯の制限廃止

ニュース画像 1枚目:セントレア イメージ
© 中部国際空港
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愛知県、岐阜県、三重県、名古屋市、名古屋商工会議所、中部経済連合会と中部国際空港(セントレア)は2020年10月8日(木)、セントレアを発着する国際線の早期復便に向け、国に緊急要望を実施します。愛知県の大村知事などが赤羽国土交通相、田村厚労相の下を訪れます。

要望は、入国時の空港検疫体制が国際線の復便を増やす際の制約になっており、検査官の増員、外部民間検査会社の活用など、セントレアの検疫体制の拡充を早期に実施することを柱としています。

復便では、香港・マカオを含む中国、韓国の旅客便について、セントレアへの到着制限を撤廃すること、国際線の到着時間帯が9時から14時、さらに11月以降は9時から15時に限定されているところ、18時頃まで可能とするような措置も求めています。

10月1日(木)からビジネス上必要な人材をはじめ、留学生、技能実習生、家族滞在など、入国条件が緩和されているものの、セントレアでは国際線の再開はあまり進んでいません。中部経済圏は、海外への企業進出が盛ん、かつビジネス需要が高く、在留資格を持つ外国人の居住も非常に多い地域との考えから、国際線の早期の復便を求め、この要望活動が行われます。

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