日本貨物航空(NCA)は2012年7月25日、747-8F型の初号機、機体番号(レジ)「JA13KZ」をボーイングのエバレット工場で受領すると発表しました。現地で受領検査を実施し、7月27日に成田空港に向けて離陸、7月28日の午前9時25分に成田空港に到着します。到着時は消防車の放水アーチが予定されています。
成田までのフェリーフライトは、通常のジェット燃料に使用済み食用油を再生したバイオ燃料を15%混合バイオ燃料を使い、実用化にむけた技術的な検証が行われます。
日本貨物航空では、747-8F型での初めての商業飛行は8月中旬ごろを予定。アジア、北米線を中心に運航。同社では「高い燃料効率と優れた環境性能を最大限に活用し、定期便のみならず世界各地へチャーターサービスを展開して参ります」と新機材への抱負を示しています。