ユナイテッド航空は2020年11月16日(月)、ニューヨーク・ニューアーク発のロンドン・ヒースロー行き一部便で、搭乗前の新型コロナウイルス検査の試験導入を開始しました。2歳以上の全ての搭乗者と乗務員に無料でコロナ迅速検査を実施し、出発前に機内の全員が陰性であることを保証します。大西洋路線でこのような取り組みを実施するのはユナイテッド航空が初めてです。
試験プログラムは4週間にわたって実施される予定で、対象はニューアークを月、水、金の19時15分に出発するUA14便です。検査は予約制で、搭乗3時間前までに済ませる必要があります。検査場は搭乗口「C93」近くのユナイテッドクラブに設置され、検査結果は約30分で判明します。迅速テストを希望しない搭乗者は、別のフライトに振り替えられます。
ユナイテッド航空は搭乗前のコロナ検査を試験的に導入し、入国後の強制的な検疫や渡航制限に代わる対策として、アメリカ・イギリスの両国に事前検査の有効性を評価してもらうことになっています。なお、現時点では、搭乗前検査を受けてもイギリスへの入国後は14日間の検疫措置の対象となります。