双日、部品販売会社のタッチダウン・アビエーションに資本参画

双日、部品販売会社のタッチダウン・アビエーションに資本参画

双日は2020年11月20日(金)、オランダを拠点に航空機用部品販売を展開するタッチダウン・アビエーション(Touchdown Aviation B.V.)親会社のTDAホールディングス(TDA)に資本参画しました。TDA経営陣や株主と合意し、10月15日(木)付けで株式33.46%を取得しています。

TDA社は中古機を解体し、部品取りとその販売を事業として展開しています。 TDAが販売する部品は、航空会社の機体を運航する際、定期的に必要な整備に使用され、整備コストの低減につながっています。退役機から使用できる部品を取り出し、再利用するリサイクルは、環境影響への負荷軽減にも寄与しています。

双日は民間旅客機分野で、新造機の販売代理店、オペレーティングリース、中古機トレーディング、経年航空機のパーツアウトと、一連の航空機バリューチェーンを網羅した事業を展開しています。このうち、パーツアウト事業で中古部品・整備市場での事業展開の強化をめざし、TDAへの資本参画を決定しました。

退役を迎える航空機数は今後、増加が予想されています。同時に航空機の整備は必要で、退役機から部品を有効的に取り出し、再利用することで、航空会社のコスト削減と環境保護につなげ、コロナ禍の航空業界の回復と活発化に取り組みます。

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