A350XWB開発プログラム、初の営業飛行はさらに3ヶ月遅れに

A350XWB開発プログラム、初の営業飛行はさらに3ヶ月遅れに

エアバスの親会社EADSが発表した2012年半期決算発表で、A350XWBの営業飛行の時期が2014年後半になると修正しました。これは最新の予定からさらに3ヶ月遅れとなります。遅れの要因は主翼の穴あき加工に関連する作業でさらに時間が必要なためとされています。

エアバスは2012年前半のA350XWBの開発プログラムで、構造強度試験に使う機体の最終組立に着手。A350XWB用エンジンについてもA380型に搭載して初フライトを行っています。また、7月中旬には初フライトで使われる胴体の最終組立にも着手しています。

一方、2012年前半にはキャセイパシフィック航空からA350-1000型の発注を獲得。A330型の後続距離を延長する改良も発表は、A350XWB開発プロジェクトの遅れをカバーする側面支援の意味合いも含まれていたようです。

この記事に関連するニュース
メニューを開く