岩国の海自MCH-101、岩国から鹿屋飛行時に部品落下か

岩国の海自MCH-101、岩国から鹿屋飛行時に部品落下か

ニュース画像 1枚目:MCH-101 イメージ
© 海上自衛隊
MCH-101 イメージ

海上自衛隊岩国航空基地所属のMCH-101は2020年11月23日(月)、鹿屋飛行場での飛行後の点検時に部品紛失が確認されました。当日は、岩国飛行場を10時08分に離陸、愛媛県伊方町、鹿児島県鹿屋市、東串良町の上空を飛行し、鹿屋飛行場に11時51分に着陸しました。飛行高度は2,500フィートと、およそ800メートル(m)付近で、離着陸前後を含む飛行中に落下した可能性があります。

落下の可能性のある部品は、機体右側のEMERGENCY EXIT-PULLタグのスナップファスナーのステンレス製キャップで、直径およそ15ミリ(mm)、重さは3グラム(g)です。落下原因は調査中です。

海自の岩国所属機では10月31日(土)、第81航空隊のU-36Aで左主翼外側のエポキシ樹脂製の放電索で直径6mm、 長さ14センチメートル(cm)、重さ5gを落下する事案が発生しました。

山口県基地関係県市町連絡協議会は、10月末の部品落下の事案で、再発防止を要請しており、再び同様の事案発生に遺憾の意を表明しています。これを受け、第31航空群は原因の早期究明、再発防止に努めると回答しています。

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