アルゼンチン航空、オーストラル航空との合併完了

アルゼンチン航空、オーストラル航空との合併完了

ニュース画像 1枚目:ANACから認可を受けたAOC
© Aerolíneas Argentinas
ANACから認可を受けたAOC

アルゼンチン航空は2020年12月1日(火)、オーストラル航空との合併完了を発表しました。アルゼンチン民間航空庁(ANAC)は12月1日(火)付けで、両社の共同運航を認可し、全ての便がアルゼンチン航空の「AR」便名で運航されます。新型コロナウイルス(COVID-19)が民間航空業界に大きな打撃を与えたことを受け、アルゼンチン航空とオーストラル航空は5月に合併する方針を示していました。

アルゼンチン航空とオーストラル航空は市場の需要に対応し、効率化を進め、プロセスの統合を経て、メンテナンス、パイロット、乗務員などの分野で統一し、効率性の向上や関連コストの大幅削減を実現します。

アルゼンチン航空は1950年12月7日(木)に運航を開始し、2020年はちょうど70周年を迎えます。この航空会社の誕生時は、航空会社4社の合併により始まったことから、ちょうど70年後に再び合併で新たな一歩を踏み出すことは歴史の不思議な巡りあわせです。アルゼンチン航空はは、コロナによる危機を乗り越え、未来に向かい、より強い企業として浮上するとコメントしています。

なお、合併による効率化を踏まえ、アルゼンチン航空は新たな2つのビジネスユニットの設立に向け、取り組んでいます。1つは新たな貨物部門、もう1つはメンテナンスの新しいユニットを検討しています。

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