ASLエアラインズ、フランスで737-800BCFの運航を開始

ASLエアラインズ、フランスで737-800BCFの運航を開始

ニュース画像 1枚目:ASL 737-800BCF、旅客機時代の窓が塞がれ、胴体横に貨物用ドアが設けられている
© ASL Airlines
ASL 737-800BCF、旅客機時代の窓が塞がれ、胴体横に貨物用ドアが設けられている

ASLエアラインズは2020年12月9日(木)、737-800ボーイング・コンバーテッド・フレイター(BCF)の運航を開始しました。この737-800はライアンエアで運航を開始し、トルコのペガサス・エアラインズで使用されたのち、旅客機から貨物機への改修が進められていました。製造番号(msn/ln)は「33641/2222」で、ASLエアラインズ・フランスでは機体記号(レジ)「F-HIQB」として登録されています。パリ/マルセイユ間で737-800BCFによる航空輸送が実施されています。

この737-800BCFは、元は客席が設置されていた上部の貨物デッキに11パレットを搭載でき、下段の貨物室にも積載可能で、航続距離は3,250海里、およそ6,000キロメートルです。ASLは今後、郵便事業者、フェデックスエクスプレスの貨物輸送に使用する予定です。

ASLエアラインズは2019年のパリ・エアショーに合わせ、737-800BCFを発注しており、今回の機体はその1機目です。この改修は、中国・済南市のSTAECOが手がけ、ロシア・エカテリンブルク、リトアニアのヴィリニュスを経由し、11月28日(土)にパリに到着していました。

すでにASL向けに2、3機目の改修が始まっており、4機目も今後、山東の施設で改修作業が実施される予定です。ASLは2019年の契約で、BCFを10機契約、10機のオプション契約も保有しています。

※当初配信の説明で、パレットの記載で一部、誤りがありました。修正し、改めて公開しております。お読みいただいた皆さまにはご迷惑をおかけいたしました。(2020-12-15
11:13)

メニューを開く