デルタ・カーゴは2020年12月中旬、新型コロナウイルス・ワクチンの輸送を開始しました。最初に輸送された区間は、デトロイト発のアトランタ、サンフランシスコ行きでした。ワクチン輸送は、「ワクチン・ウォッチ・タワー」と名付けられたシステムで輸送の全工程を監視・可視化し、最優先で取り扱われています。
デルタ航空は、数カ月前からワクチン・タスクフォースを立ち上げ、十分な輸送を可能とするための方法を構築し、輸送準備を整えていました。ハブであるアトランタ、デトロイト、ロサンゼルス、ニューヨーク・JFK、シアトルには大規模な貨物用倉庫や冷蔵施設があり、アメリカ国内で迅速な配送を可能とする能力を備えています。
また、医療品の取り扱い認定を受けた世界49空港のネットワークを保有し、提携航空会社との連携により、世界へ機敏にワクチンを輸送できるインフラとネットワークも保有しています。