ウガンダ・エアラインズは2020年12月21日(月)、エアバスA330-800型機を受領しました。機体記号(レジ)は「5X-NIL」で登録されています。ウガンダ・エアラインズは2019年に運航を再開し、それ以降初めてエアバス製のワイドボディ旅客機を導入しました。
A330-800は、前世代のA330-200とA330-300の信頼性をベースに改良されたワイドボディ機A330neoファミリーの最新機種の1つです。エンジンは、最新のロールスロイス・トレント7000を搭載し、燃費効率が向上しています。さらに、A330neoファミリーはA350開発で生み出された技術のうち、主翼のシャークレットを採用し、機内には新客室ブランド「Airspace」を装備し、新技術を随所に組み込んでいます。
エアバスは「ウガンダ・エアラインズが新型コロナウイルス・パンデミック後に経済復興を支援する機材として、今回納入されたA330neoは長距離路線の運航に適している」と説明しています。
ウガンダ・エアラインズのA330-800は、ビジネス20席、プレミアムエコノミー28席、エコノミー213席、計261席を搭載しています。この航空機は、エンテベ国際空港から中東、ヨーロッパ、アジアへ向かう長距離路線を含む直行便の運航が可能です。このため、新たな機材のA330-800はドバイ、ムンバイ、広州、ロンドンなどの都市に就航するとみられます。