JAL、車いす電動アシストユニット「SmartDrive」試験導入

JAL、車いす電動アシストユニット「SmartDrive」試験導入

ニュース画像 1枚目:JALが実証実験中の車いす電動アシストユニット「SmartDrive」
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JALが実証実験中の車いす電動アシストユニット「SmartDrive」

日本航空(JAL)は2021年1月31日(日)までの約1カ月間、新千歳空港の国内線エリアで着脱式車いす電動アシストユニット「SmartDrive」を試験導入しています。「SmartDrive」は手動の車いすに簡単に取り付けられる着脱式の電動アシストユニットです。これを手動の車いすに装着すると、手動で登ることが難しい勾配のある坂道を、介助者なしで移動できます。

実証実験では、保安検査場の金属探知機も通過できる木製車いすに「SmartDrive」を装着し、協力してくれる旅客を対象に有益性を検証します。また、車いすには空港内に設置した検証用ビーコンを受信・発信する機器が搭載され、搭乗口などの特定エリアに近づくとビーコンに反応、スタッフに通知が届けられます。

実証実験は、JALがNRIデジタル、ペルモビール、unerryと共同の取り組みで、空港利用者の利便性向上と、スタッフによるスムーズな搭乗案内と負担軽減をめざしています。

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