羽田空港と川崎・殿町つなぐ新橋名称、東京都・川崎市が募集

羽田空港と川崎・殿町つなぐ新橋名称、東京都・川崎市が募集

ニュース画像 1枚目:工事中の(仮称)羽田連絡道路
© 川崎市
工事中の(仮称)羽田連絡道路

東京都と川崎市は2021年1月15日(金)から2月15日(月)まで、羽田空港と川崎市殿町をつなぐ橋「(仮称)羽田連絡道路」の名称を募集します。この橋は両自治体が共同で整備を進めており、羽田空港で国際線が離発着する第3ターミナル付近の羽田グローバルウイングズと、川崎市殿町のキングスカイフロントが結ばれます。

キングスカイフロント付近には全日空(ANA)が機内食工場、ANAケータリングサービスが工場を稼働しており、羽田空港と結びつきが強い地域です。現在は移動や輸送で大師橋まで迂回する必要があるため、両地域はおよそ車で20分程度かかります。新たな橋が出来ると多摩川を渡るだけとなり、移動時間が大幅に短縮されます。

建設されている新たな橋「(仮称)羽田連絡道路」は、長さが600メートルで、人が渡ることができる多摩川の橋でもっとも長くなります。建設にあたり、橋を支える脚を少なくし、吊橋のようなケーブルを付けず、多摩川の干潟、ヨシ・アシ、飛来する渡り鳥など豊かな自然環境に配慮した作りが採用されています。

応募にあたり、名称の条件として(1)「橋」または「ブリッジ」を入れること、(2)羽田空港と川崎市殿町をつなぐ新しい橋にふさわしい名前、と2つの条件があります。

応募は誰でも参加可能ですが、受け付ける名称は1人1点です。応募方法は、川崎市のホームページから入力、または必要事項を記入してハガキ郵送、またはファクス、持ち込みのいずれかです。

選考方法は、検討委員会で審議、選定します。最優秀作品の応募者は式典に招待され、記念品が贈られます。なお、複数の応募の場合は、受賞者を抽選する予定です。

この記事に関連するニュース
メニューを開く