イタリア空軍 フレッチェ・トリコローリ、60周年迎える

イタリア空軍 フレッチェ・トリコローリ、60周年迎える

ニュース画像 1枚目:展示飛行するフレッチェ・トリコローリ
展示飛行するフレッチェ・トリコローリ

イタリア空軍リボルト基地に拠点を置くアクロバット部隊、フレッチェ・トリコローリは2021年3月1日(月)、創設60周年を迎えました。2020年シーズンは新型コロナウイルスの影響によりエアショーでの展示飛行は見ることができなかったものの、外出制限の中、2020年5月25日(月)にトレント、ミラノ、トリノなどでの展示飛行を皮切りに、6月2日(火)のローマ上空まで各地をめぐる飛行で、イタリアの人々や医療関係者を勇気づけました。

フレッチェ・トリコローリは、創設された1961年3月1日(水)には、F-86セイバー6機で飛行していました。1964年にはフィアットG.91PAN、さらに1982年からアエルマッキMB-339PANを使用していました。今回の60周年にあわせ、長年計画されていたレオナルドM-345 HETへの機種更新も予定されています。機体の後のPANは、イタリア語で「Pattuglia Acrobatica Nazionale」の略で、英語では「National Aerobatic Team」、日本語では「イタリア空軍アクロバットチーム」の意味です。

60年の歴史でヨーロッパ各地をはじめ、アメリカ、ロシア、中東、北アフリカなど世界48カ国で展示飛行を披露し、イタリアの三色旗の赤、白、緑のスモークを使用し、アクロバット飛行と共に空に美しいトリコロールを描いてきました。

このアクロバットチームは11機体制で、演技は10機で披露されています。9機が編隊飛行、1機がソロ飛行としてさまざまな科目を披露しています。パイロット12名に加え、整備隊員を含めるとおよそ100名で構成し、正式な飛行隊としては「第313曲技飛行隊(313° Gruppo Addestramento Acrobatico)」と呼ばれています。

2021年のエアショーもコロナ禍で厳しい状況が続きますが、フレッチェ・トリコローリは設立60周年に関連した2021年のパンフレットを発表しています。例年の倍のページ数となる120ページで構成され、60年の歴史を記した特別版で、フレッチェ・トリコローリのサイトからオンラインで入手可能です。

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