北海道エアシステム、ATR2号機受領 鹿児島に到着

北海道エアシステム、ATR2号機受領 鹿児島に到着

ニュース画像 1枚目:画像は特別塗装のATR1号機 (すしねこさん撮影)
© FlyTeam すしねこさん
画像は特別塗装のATR1号機 (すしねこさん撮影)

北海道エアシステム(HAC)に導入されるATR42-600新造機、機体記号(レジ)「JA12HC」が2021年4月6日(火)、鹿児島空港に到着しました。フェリーフライトは4月1日(木)にフランス・トゥールーズを出発し、ギリシャ、エジプト、ドバイ、インド、タイを経由し、最後のフライトはマニラから鹿児島空港まで、2,100キロメートル(km)超を飛行しました。移動の直線距離は、14,792kmを記録しています。

北海道エアシステムが受領する新型機は、2019年12月に受領した「JA11HC」に続く2機目です。これまで使用してきたサーブ340Bは36席ですが、ATRは48席となっており、同じ運用コストで多くの座席を提供できることから、収入増加が期待されています。さらに、幅18インチのシートで頭上収納スペースを確保しており、快適なフライト体験を提供する機内空間となっています。

この「JA12HC」は、ATRの整備拠点のある鹿児島で各種手続きや整備が実施されたのち、本拠地の丘珠空港へ移動するとみられます。なお、この機体はフランスで初飛行した2020年10月以降のテスト飛行ではレジ「F-WWLW」を使用、フェリーフライト時はレジ「F-WKVF」を使用しました。

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