JAL、2020年度旅客数 前年度70%減 国際線は96%減

JAL、2020年度旅客数 前年度70%減 国際線は96%減

ニュース画像 1枚目:JAL イメージ (Soutaさん撮影)
© FlyTeam Soutaさん
JAL イメージ (Soutaさん撮影)

日本航空(JAL)は2021年4月15日(木)、2020年度の国際・国内線を合わせた旅客数が1,256万9,555人だったと発表しました。旅客数は2019年度比70.1%減と、コロナ禍に外出自粛の呼びかけで、多くの旅客が飛行機を避けたことが鮮明になりました。供給量を示す単位の座席キロ(ASK)の2019年度比は、国際線22.1%、国内線53.7%と大幅に絞られています。

国際線旅客数は2019年度比96.0%減の35万7,519人で、供給量は前年の22.1%、利用率は18.4%でした。年間を通じてコロナ禍の影響が続き、ビジネスとして成立しないレベルのわずかな需要でした。貨物は327,837トンで、2019年度比17.4%減と供給が前年の22%しか無い中で健闘しました。

国内線旅客数は2019年度比66.4%減の1,221万2,036人で、供給量は前年の53.7%、利用率は47.7%でした。旅客数の推移は、2020年10月、11月に回復したものの、1月と2月は緊急事態宣言の影響で前年の80%減を推移しました。

なお、国内線はJALグループのジェイエア、日本トランスオーシャン航空、日本エアコミューター、琉球エアコミューター、北海道エアシステムを含む実績です。

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