CRJ初飛行から30年、ボンバルディアから三菱重工へ

CRJ初飛行から30年、ボンバルディアから三菱重工へ

ニュース画像 1枚目:日本ではアイベックスエアラインズとジェイエアがCRJ-200を運航 (777rainさん撮影)
日本ではアイベックスエアラインズとジェイエアがCRJ-200を運航 (777rainさん撮影)

ボンバルディアのCRJ-100は1991年5月10日(金)、最終組み立て工場が所在していたモントリオール・ミラベル国際空港で初飛行に成功しました。CRJシリーズはビジネスジェットの製造を手がけていたカナディアが商用旅客機の開発に乗り出し、ボンバルディアが買収後も開発が続けられました。

CRJはカナディアがチャレンジャー600として知られるビジネスジェット機の製造に漕ぎ着け、これをベースにボンバルディア傘下に入ったカナディアがCRJ-100を1991年5月に初飛行させました。「CRJ」は「Canadair Regional Jet」の略称で、開発企業の名称が略称として残り、今に続いています。

この機種は、CRJ-100を皮切りにCRJ-100、CRJ-200、CRJ-400を含むCRJ-100シリーズ、CRJ-700シリーズ、CRJ-900シリーズ、CRJ-1000シリーズと機材をより長胴化する改良が加えられました。これにより、CRJ-200の50席から、CRJ-1000の100席超まで、幅広いリージョナル市場に対応できるシリーズとなりました。

CRJは2020年6月にボンバルディアから三菱重工に売却。三菱重工は新会社「MHIRJ」で保守管理とカスタマーサポートを継続しますが、機体製造は継続されません。このため、事業の売却時点で成約済みの機体がCRJとして最後のCRJ製造機となっています。最後のCRJは、アメリカでリージョナル路線を運航するスカイウエストへ2021年2月26日(金)、機体記号(レジ)「N840SK」で登録されたCRJ-900でした。CRJシリーズとしては1,945機目でした。

日本では現在、アイベックスエアラインズ(IBEX)が70席を搭載するCRJ-700を使用しています。過去にはCRJ-100シリーズをアイベックスエアラインズとジェイエアが運航していたことがあります。

この記事に関連するニュース
メニューを開く