初の民間F-16ファイティングファルコン、FAA認可で初飛行

初の民間F-16ファイティングファルコン、FAA認可で初飛行

ニュース画像 1枚目:初の民間機 F-16ファイティングファルコン
初の民間機 F-16ファイティングファルコン

カナダの防衛関連企業のトップエースは2021年5月19日(水)、民間企業として初めてF-16ファイティングファルコンによる初飛行をフェニックス・メサで実施しました。この飛行はアメリカ連邦航空局(FAA)が認可した、民間機F-16として世界初飛行でした。トップエースはこれまでカナダ空軍に空挺訓練をはじめ、電子戦の戦術開発や訓練を提供し、F-16取得でアメリカ空軍の訓練時に技量向上につなげる敵役を演じるアグレッサー、仮想敵業務を提供する予定です。

トップエースはイスラエルから初期型のF-16A/Bを29機購入。そのうち4機がすでにフェニックス・メサ ゲートウェイ空港に運び込まれています。アメリカ空軍とはIDIQ(Indefinite Delivery Indefinite Quantity)契約を締結し、納期・数量不確定ながら仮想敵業務を提供します。この業務は、アメリカ海軍にも提供します。

イスラエル軍から購入した機種はF-16A/Bで、民間機初のF-16は機体記号(レジ)「N854TA」として登録されています。この機体は「78-0322」として製造され、1980年9月に対外有償軍事援助(FMS)でイスラエルへ輸出。今回、再びアメリカに戻ってきました。仮想敵業務には、AESAレーダー、赤外線捜索追跡システム(IRST)などを装備に加え、データリンクなどを搭載しています。これらのシステムは、トップエースのチームが装備搭載などを手がけています。

トップエースは社長が元アメリカ空軍のアグレッサー部隊で3,300時間の経験を持つほか、アグレッサー部隊で経験を積んだパイロット、整備士たちを雇用し、質の高い仮想敵を提供する計画です。

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