アメリカ空軍三沢基地に所在する第35戦闘航空団(35FW)は、2021年6月14日(月)から6月25日(金)にかけて、インドネシア空軍との共同演習「コープ・ウエスト 2021 (CW21)」に参加します。演習の拠点は、スマトラ島のプカンバルにあるルスミン・ヌルジャディン空軍基地(軍民共用:スルタン・シャリフ・カシム2世国際空港)です。
この演習は1989年に始まり、空対空訓練の戦術、技術、各種手順の相互運用性の向上を目的としており、両空軍の協力による地域の安定につなげています。2020年には新型コロナウイルスで中止されており、今回の「コープ・ウエスト」は2019年以来の演習です。
三沢基地からは、35FWの第13戦闘飛行隊(13FS)のF-16ファイティング・ファルコン6機が派遣されます。このほか、アメリカ空軍のおよそ100名がインドネシアに派遣され、実地訓練をおこないます。インドネシア空軍もF-16の6機が演習に参加します。