エールフランス、2021年夏は保有機210機のうち181機を稼働

エールフランス、2021年夏は保有機210機のうち181機を稼働

ニュース画像 1枚目:エールフランス航空 777-300
© Air France
エールフランス航空 777-300

エールフランスは2021年6月11日(金)、今夏のピークにあわせ保有する210機超の機体のうち、計181機を稼働させる計画を発表しました。運航するネットワークをフランス、ヨーロッパ、北アフリカの110都市含む世界の200近くの都市に拡大する計画です。フランスが徐々に国境を開放し、旅行制限が緩和される流れにあることへの対応です。

6月11日(金)現在、エールフランスはおよそ150機超を定期便運航に使用しています。中距離路線向け10機、長距離路線向け12機、計22機を夏に再開・運航する定期便へ投入するため、整備担当者が駐機中の機体の点検、確認を進めています。

休暇、家族の再会などの目的の移動を支援するため、エールフランスは駐機する機材を運航ラインに戻し、ネットワークの再開をすすめます。このうち短距離、中距離路線では新たな23路線を含む季節限定の81路線を運航する計画です。

特にコルシカ島行きは、パリ、ボルドー、カーン、リール、リヨン、ポー、レンヌ、ストラスブール、ナント発着で直行便を運航します。さらにギリシャ、ポルトガル、スペイン、イタリアなどヨーロッパのレジャー目的地に路線を展開します。これにより2019年夏と比較し、供給量はギリシャ行きが約80%増、ポルトガル行きは約25%増となります。

エールフランスの全ネットワークでは、2021年5月は2019年5月と比べ40%でしたが、7月と8月は2019年同時期の65%にまで供給量が回復します。なお、新型コロナウイルス対策として、2021年12月31日までの旅行を対象に航空券の旅程を変更できる条件としているほか、無料での予約変更、旅行に行かない場合はクレジットバウチャーで返金対応を実施しています。

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