エミレーツ航空、7月末までにA380を30機体制に拡大

エミレーツ航空、7月末までにA380を30機体制に拡大

ニュース画像 1枚目:エミレーツ航空 A380 イメージ
© Emirates
エミレーツ航空 A380 イメージ

エミレーツ航空は2021年7月末までに、コロナ禍前の就航地の90%近く、124都市への運航を再開します。124都市に週880便を運航し、ネットワークの再開、機材の運用再開に取り組みます。超大型機のエアバスA380型は6月中旬に24機を運用しているとみられますが、7月末には30機を運用し、15都市に週129便を運航します。ボーイング777型機は、6月中旬に138機の運用を、7月末には151機まで定期便の運航に戻します。

2021年6月現在、保有するA380は114機のうち、90機を駐機していますが、その一部を運航ラインに戻します。A380で運航する路線は、カイロ、ジェダ、アンマン、広州、ロンドン・ヒースロー、マンチェスター、フランクフルト、ウィーン、パリ、ミュンヘン、モスクワ、ニューヨークJFK、ロサンゼルス、ワシントンD.C.、トロント線です。

A380は、高需要の路線で供給座席数を効率的に提供する機材として使用し、同時に旅客から反応がよく引き続き人気が高いとみており、広さ、静粛性、快適さの面から投入を判断しています。

このほか、7月には777でべネチア、プーケット、ニース、オーランド、メキシコシティ、リヨン、マルタ、マイアミ線を再開します。

日本路線は、成田、関西の2路線をボーイング777-300ER型で運航しています。羽田線は飛来しているものの、旅客の予約は7月以降が対象となっています。

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