空自、F-4EJ改ラストイヤー 航法・連続離着陸訓練の動画公開

空自、F-4EJ改ラストイヤー 航法・連続離着陸訓練の動画公開

ニュース画像 1枚目:入間基地でのF-4EJ改「07-8436」 (Lead Soloさん撮影)
© FlyTeam Lead Soloさん
入間基地でのF-4EJ改「07-8436」 (Lead Soloさん撮影)

航空自衛隊は、YouTubeでF-4ファントムIIが2020年度に各地の基地で実施した航法訓練と百里基地での連続離着陸訓練をまとめた23分の動画を公開しました。

動画は、F-4EJ改が2020年10月の三沢基地を皮切りに、千歳、築城、那覇、小松、新田原と各地をめぐる様子が収められています。「Phantom Forever」の塗装が施された「07-8436」、「Go for it!301sq」の塗装が施された「37-8315」などが各基地に到着、離陸する様子、さらには管制塔からの風景、格納庫からエプロンに出る様子を含め、その動向を楽しむことができます。

百里基地では2020年12月14日(月)、F-4型機の運用を終了。F-4ファントムを運用する第301飛行隊が12月15日(火)、三沢基地に移動、第3航空団隷下に配置されF-35AライトニングIIを装備する飛行隊が新編されて幕を閉じました。

岐阜基地では2021年3月17日(水)、ラストフライトが実施され、飛行開発実験団の所属機のシリアルナンバー「17-8301」「47-8336」「07-8431」3機による飛行が実施されました。「17-8301」には「PHANTOM FOREVER」が胴体横に記されていました。

F-4ファントムIIは空自から完全退役し、少なくとも13機が各基地を中心に展示されています。浜松広報館エアーパークにはファントムIIとして世界で最終製造機となった「17-8440」が展示されています。

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