アメリカ空軍B-52H、グアム展開 豪演習「タリスマン・セーバー」参加

アメリカ空軍B-52H、グアム展開 豪演習「タリスマン・セーバー」参加

ニュース画像 1枚目:アンダーセン空軍基地に飛来したB-52Hストラトフォートレス
© U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Kevin Iinuma
アンダーセン空軍基地に飛来したB-52Hストラトフォートレス

アメリカ太平洋空軍は2021年7月14日(水)、グアム・アンダーセン空軍基地にB-52Hストラトフォートレスが前方展開したと発表しました。マイノット空軍基地の第5爆撃航空団(5BW)所属機で、ビューロナンバー「61-0034」などが飛来した模様です。今回の派遣は、オーストラリア軍と実施する2国間演習「タリスマン・セーバー2021」に伴うものです。

「タリスマン・セーバー」はアメリカとオーストラリアが2年毎に実施している2国間演習で最大規模の訓練です。即応体制と相互運用性の向上を目的としており、統合任務や合同任務を計画・実施を通じて、能力向上に取り組んでいます。2021年は、日本から陸上自衛隊水陸機動団、イギリス海兵隊のロイヤルマリーンコマンドウも参加します。

2021年のタリスマン・セーバーは、ロジスティクスから水陸両用部隊の上陸作戦、地上部隊の機動、都市部での活動、対空戦、海上活動を含む訓練項目が予定されています。演習は、主にクイーンズランド州内陸部の訓練場などを中心に実施されますが、艦艇、航空機なども使用します。

5BW所属のB-52Hは、世界中の危機や課題に対応、その即応性が求められています。今回の前方展開は、その任務に求められる能力の確認や向上が目的とみられます。

ニュース画像 1枚目:牽引されるストラトフォートレス
© U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Kevin Iinuma
牽引されるストラトフォートレス
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