航空自衛隊の第4航空団第11飛行隊「ブルーインパルス」は2021年7月19日(月)、「東京2020オリンピック」開会式前の展示飛行のため、松島基地から入間基地へ展開しました。第11飛行隊のT-4、12機が移動し、開会式前の展示飛行に備えます。
ブルーインパルスは通常6機編隊で展示飛行を実施。予備機にブルーインパルス塗装、またはグレー塗装の機体を保有しています。今回は、オリンピック開幕に合わせた展示飛行で万全の体制で臨むため、ブルーインパルス仕様の塗装機10機、グレー塗装のT-4が2機、計12機の体制を組んでいます。この機体全てが入間基地に到着しました。ブルーインパルスの移動を支援する輸送機には、C-2が使用され、これも松島から入間基地へと飛行しました。
今後、7月22日(木)まで入間基地から離陸し、事前訓練を実施する予定です。コロナ禍を考慮し、現段階では本番を含めて正確な時間は発表されていません。当日の航路は、東京23区を中心に各地を周遊する航路が発表されており、東京都庁は2度、通過する予定です。
■入間基地に展開したブルーインパルス 06-5787 06-5790 16-5663 16-5666 26-5686 26-5690 26-5692 36-5693 36-5694 36-5697 06-5784 (ノーマル塗装) 56-5734 (ノーマル塗装)