航空自衛隊の第4航空団第11飛行隊「ブルーインパルス」は2021年7月23日(金)、「東京2020オリンピック」開会式前の展示飛行を実施します。東京の空で1964年の東京オリンピック以来、ブルーインパルスが青、黄、黒、緑、赤のカラースモークを使い、青空を彩ります。空自Twitterは「飛行時間帯は、本日午前中に発表します」と伝えています。
*** 更新 空自が時間帯 12:40頃〜12:55頃に飛行 と発表 ***
7月21日(水)に予行が実施され、先頭の1番機はグレーの機体で残る5機はブルーインパルス仕様機による6機編隊を組み、チェースプレーンがブルーインパルス仕様機の計7機で東京都心の空を駆け抜けました。本番は最大12機が飛行する可能性があり、一部は待機、本番は予行と同じように6機編隊と、チェースプレーンが1機で飛行するとみられます。
本番の航路は、東京都庁を2度通過し、東京23区の都心部・下町付近を飛行します。聖火リレーは7月22日(木)、東京タワーを眺める港区芝公園でセレモニーが実施され、7月23日(木)は東京都庁に向かい、これにあわせブルーインパルスも飛行するものと見られます。
ブルーインパルスの待機エリアは練馬区上空で、合図に合わせ練馬区から新宿区へ南下して都心へ侵入、その際にスモークが焚かれます。飛行展示開始の際は、これが目安になります。新宿から渋谷付近へ飛行する際は、スモークを切るため、地上から見えなくなる時もありますが、広い大空を見渡したいところです。
予行で描いたオリンピックシンボルの五輪は、白のスモークで風向きは南東、風速は4.8メートル/秒から2.9メートル/秒でした。本番の時間帯は、風向きは南、風速はおよそ4メートルほどで、予行と同じようにすぐに消える可能性があります。このオリンピックシンボルはTwitterなどを見る限り、動画で撮影するのが得策と思われます。
なお、国立競技場「オリンピックスタジアム」周辺は交通規制が敷かれています。東京都内での交通渋滞もあるため、自宅周辺で大空が見渡せる場所など移動は避けつつ適地で鑑賞したいところです。ブルーインパルスは練馬、中野、新宿、渋谷、港、中央、墨田、台東、千代田、文京、目黒などを飛行し、世田谷、狛江市、調布方面を通過して入間基地に戻ると見られます。
■入間基地に展開したブルーインパルス 06-5787 06-5790 16-5663 16-5666 26-5686 26-5690 26-5692 36-5693 36-5694 36-5697 06-5784 (ノーマル塗装) 56-5734 (ノーマル塗装)