海自まきなみとSH-60K、タリスマン・セイバーに参加

海自まきなみとSH-60K、タリスマン・セイバーに参加

ニュース画像 1枚目:6月に実施された強襲揚陸艦「アメリカ」と海自しもきたの演習
© US Navy
6月に実施された強襲揚陸艦「アメリカ」と海自しもきたの演習

海上自衛隊は2021年7月14日(水)から7月17日(土)、オーストラリア海軍、韓国海軍とオーストラリア東方海空域で日豪韓共同訓練を実施しました。これに続き、アメリカとオーストラリアが主催する多国間共同訓練「タリスマン・セイバー21」へ7月18日(日)から7月27日(火)まで参加します。訓練海空域はオーストラリア東方です。海自は護衛艦「まきなみ(DD-112)」と搭載機としてSH-60Kを派遣しています。

日豪韓共同訓練では、戦術運動、通信訓練、電子戦訓練を実施。韓国からは4,400トン級駆逐艦「ワン・ゲオン(DDH-978)」、オーストラリア海軍のホバート級駆逐艦「ブリスベン(DDG-41)」、アンザック級フリゲート「パラマッタ(FFH-154)」が参加し、戦術技量の向上や相互の連携強化に取り組みました。

ニュース画像 1枚目:タリスマン・セイバー前に実施された日豪韓共同演習、手前から「パラマッタ」、「ワン・ゲオン」、「まきなみ」、「ブリスベン」
© 海上自衛隊
タリスマン・セイバー前に実施された日豪韓共同演習、手前から「パラマッタ」、「ワン・ゲオン」、「まきなみ」、「ブリスベン」

「タリスマン・セイバー」の海上演習には、アメリカ海軍、オーストラリア海軍をはじめ、海自、カナダ海軍、韓国海軍が参加。アメリカは強襲揚陸艦「アメリカ(LHA-6)」、ドック型輸送揚陸艦「ニューオリンズ(LPD-18)」、ドック型揚陸艦「ジャーマンタウン(LSD-42)」、駆逐艦「ラファエル・ペラルタ(DDG-115)」、補給艦「アラン・シェパード(T-AKE-3)」と給油艦「ラパハノック(T-AO-204)」、さらにP-8A哨戒機が参加しています。

オーストラリア海軍は強襲揚陸艦「キャンベラ(LHD-02)」、ドック型揚陸艦「チョールズ(L-100)」、駆逐艦「ブリスベン(DDG-41)」、アンザック級フリゲート「パラマッタ(FFH-154)」と「バララット(FFH-155)」、P-8哨戒機が参加。カナダ海軍はフリゲート艦「カルガリー(FFH-335)」、韓国海軍「ワン・ゲオン」も参加しています。

ニュース画像 2枚目:P-8Aポセイドン イメージ、画像はVP-8所属機
© US Navy
P-8Aポセイドン イメージ、画像はVP-8所属機

アメリカ海軍のP-8Aポセイドンは、第45哨戒中隊(VP-45)の所属機でジャクソンビル海軍航空基地を本拠地としていますが、アメリカ空軍の嘉手納基地に前方展開している部隊です。演習では、後方支援活動、水陸両用作戦、地上部隊の都市での作戦、空中戦、海上作戦で実施され、アメリカ空軍はB-52Hをグアムに派遣し、陸・海・空の統合作戦を実施します。

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