バイデン大統領夫人、7月22日に横田基地へ来日か オリンピック開会式で

バイデン大統領夫人、7月22日に横田基地へ来日か オリンピック開会式で

ニュース画像 1枚目:アメリカ空軍 C-32A イメージ (toshirouさん撮影)
© FlyTeam toshirouさん
アメリカ空軍 C-32A イメージ (toshirouさん撮影)

東京2020オリンピック開会式にあわせ、世界各国の要人来日が予定されています。アメリカはバイデン大統領のジル・バイデン夫人が出席します。この来日に合わせ、横田基地広報部は防衛省北関東防衛局を通じて地元自治体に支援を行うと発表しています。横田基地に所在する第374空輸航空団は、2021年7月22日(木)、要人1名を迎え入れると通知しています。ジル夫人が登場する専用機が横田基地に飛来すると予想されます。

2015年3月、当時アメリカ大統領のミシェル・オバマ夫人が日本を初訪問した際、アメリカ空軍のC-32A「98-0001(80001)」が羽田空港に飛来しました。C-32Aはボーイング757-200型をベースとしたVIP輸送機で、キャビン中央部にはVIP向けプライベートスペースが設けられています。また、機首上部に空中給油受油装置も取り付けられ、民間機とは異なる装備が搭載されています。ジル夫人も、このC-32Aでの日本訪問が予想されます。

このC-32Aは、主に副大統領や大統領夫人、国務長官が使用しています。国務大臣クラス、上下院議長なども使用する場合もあります。なお、大統領が搭乗する空軍機は「Air Force One」のコールサインで呼ばれます。ミシェル夫人が来日した際、コールサインは、通常のVIP輸送と同じく「SAM(Special Air Mission)XXX」が使われており、機体だけでなく、コールサインにも注意して無線を聞くことも面白そうです。

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