チリのスカイ・エアライン、1機目のA321neo受領 初の200席超

チリのスカイ・エアライン、1機目のA321neo受領 初の200席超

ニュース画像 1枚目:チリ初のA321neo、スカイ・エアラインへ引き渡し
© AIRBUS
チリ初のA321neo、スカイ・エアラインへ引き渡し

エアバスは2021年7月27日(火)、チリの格安航空会社(LCC)スカイ・エアラインにエアバスA321neo型の1機目、機体記号(レジ)「CC-DCA」を納入しました。チリを拠点とする初めてのA321neoで、エンジンはCFMインターナショナルのLEAP-1Aを搭載しています。機内は2クラス仕様で、238席が装着されています。

スカイ・エアラインは2010年にエアバスA320型を導入し、2013年から2015年には保有していたボーイング737-200型をすべて退役させ、エアバス製の機材に統一しました。2018年からA320neoを導入し、今回のA321neo受領は、同社で初めてとなる200席を超える機材です。

スカイ・エアラインはA321neoの派生系で長距離を運航できるA321XLRを10機発注しており、南米の運航路線を拡大する計画です。機材の更新、提供座席数の増加、ネットワークの拡大を目指す同社にとって、この機材受領は拡大のスタートでもあります。

A321neoは、エアバスA320ファミリーと95%の共通性を備え、すでに保有しているA320neoとも運航、整備面で高い共通性を備えています。A320ファミリーの運行乗務員は追加訓練などは必要なく、この機材を運航できます。

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