テトラ・アビエーション、新機種Mk-5を初公開

テトラ・アビエーション、新機種Mk-5を初公開

ニュース画像 1枚目:福島ロボットテストフィールド屋内飛行場で撮影されたMk-5、2021年7月
© テトラ・アビエーション
福島ロボットテストフィールド屋内飛行場で撮影されたMk-5、2021年7月

テトラ・アビエーションは2021年7月26日(月)、アメリカで開催されている世界最大のジェネラル・アビエーション向け航空展示会「EAA AirVenture Oshkosh(エアベンチャー・オシュコシュ)2021」で「空飛ぶクルマ(eVTOL)」の新機種、Mk-5(マークファイブ)型を初公開し、予約販売を開始しました。

テトラ・アビエーションは2020年2月、アメリカで開催された国際航空機の開発コンペ「GoFly」で唯一、賞金を獲得。その後1年をかけ、新機種のMk-5開発を進めていました。

Mk-5は固定翼に32個のローターを装着。垂直方向へ飛行し、尾翼にある1個のローターで水平方向に飛行する垂直離着陸型航空機(eVTOL)です。装着するローター32個のうち4つが故障した場合でも、安定飛行ができます。公開したMk-5は、個人顧客向けに約40機の予約獲得をめざし、予約から1年後にデリバリーを実現する目標を掲げています。

ニュース画像 1枚目:エアベンチャー・オシュコシュ2021で公開されたMk-5
© テトラ・アビエーション
エアベンチャー・オシュコシュ2021で公開されたMk-5

プライベートパイロットライセンスを持つ富裕層向けに販売し、顧客コミュニティの形成につなげ、ユーザーとともに次世代eVTOL開発を継続し、量産化を実現します。テトラ・アビエーションは、日米の開発拠点での活動と同時に、資金調達を続け開発を進める方針です。

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