JAL、先行発売の機内食「ビストロですかい」楽しみながら海外旅行気分

JAL、先行発売の機内食「ビストロですかい」楽しみながら海外旅行気分

ニュース画像 1枚目:人気和食店「賛否両論」の笠原将弘さん監修。JAL機内食向けに作られたオリジナル和食メニュー
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人気和食店「賛否両論」の笠原将弘さん監修。JAL機内食向けに作られたオリジナル和食メニュー

日本航空(JAL)の国際線機内食を楽しみながら、海外気分を自宅で楽しめる新企画「JAL国際線機内食付き オンラインツアー」の販売が2021年8月31日(火)から、はじまりました。自宅で先行発売の機内食を楽しみつつ、オンラインで離陸時のコクピット内の風景、運航乗務員や客室乗務員のメッセージなどとともに、海外旅行の醍醐味の現地を感じられるツアーです。第1弾の目的地は「パラオ」で絶景を堪能、第2弾は9月10日(金)に販売する「シンガポール」です。

JALグループは7月から、自宅で機内食の人気メニューを楽しめる「BISTRO de SKY(ビストロですかい)」シリーズの販売を開始。この機内食シリーズとして、今後、「BISTRO de SKY」でも販売予定のメニューをオンラインツアーでは先行して楽しめます。用意されているメニューは、人気の和食店「賛否両論」の笠原将弘さんが監修した3種のメニュー。「黒胡椒塩だれの焼き豚重」「地鶏かつおだしご飯 から揚げ重」「牛筍ご飯の和風あんかけオム重」です。

オンラインツアー当日は、JALの機内食開発担当者が機内食作りの思い、意気込みを動画で紹介。運航乗務員や客室乗務員のメッセージを経て、第1弾「パラオ」は現地在住の小泉博さんがガイドを務め、絶景とともに陽気で軽快なトークを合わせて楽しめます。

ニュース画像 1枚目:パラオの白い砂浜 ロングビーチ
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パラオの白い砂浜 ロングビーチ

現地からは、8本足のタコクラゲがゆらゆら泳ぐジェリーフィッシュレイク、熱帯魚やウミガメたちとのシュノーケリング、美しい白い砂浜のロングビーチなどが紹介される予定です。最後には質問の時間が設けられ、気になったことをその場で聞くこともできます。

コロナ禍で飛行機への搭乗、さらに海外旅行に行く機会が減る中、JALや全日本空輸(ANA)は利用者からの要望に応え、機内食を販売しています。JAL、ANA、機内食専門企業が続々と販売メニューを販売したものの人気が高く、すぐに売り切れる状態でしたが、徐々に量産・販売体制が整い、現在は比較的入手しやすくなっています。

こうした変化を受け、自宅にいながら機内食を楽しむ方法の充実に力点が移ってきています。メニューの多様化、トレー・カトラリーとのセット販売などにより、楽しみ方が増えつつあります。さらに、ANAは駐機中の機体を使い、「機内食レストラン」を企画するなど、さまざまな機内食の楽しみ方が提案されています。

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