在外邦人の輸送で派遣された空自機、帰国へ 撤収命令

在外邦人の輸送で派遣された空自機、帰国へ 撤収命令

ニュース画像 1枚目:航空自衛隊 C-130 イメージ (Eishin.Yさん撮影)
© FlyTeam Eishin.Yさん
航空自衛隊 C-130 イメージ (Eishin.Yさん撮影)

岸防衛相は2021年8月31日(火)、アフガニスタンの邦人などの輸送を目的に派遣した自衛隊部隊と輸送機の撤収を命じました。外務省から邦人輸送措置の終結の依頼を受けた命令です。

在外邦人等の輸送のため派遣されたのは、 C-130輸送機2機、C-2輸送機1機、777特別輸送機(政府専用機)1機、人員が約260名です。アフガニスタンの隣国、パキスタンのイスラマバードを拠点として活動。8月25日(水)から8月27日(金)にC-130とC-2で、カブールとイスラマバードとの間で日本人1名、アフガニスタン人14名の輸送を支援しました。

今回の空自機の派遣は、自衛隊法84条の4「在外邦人等の輸送」に基づく対応です。この活動で初めて、邦人以外の輸送に対応しました。派遣された航空機のうち、777特別輸送機はすでに千歳基地に帰還しており、 C-130、C-2とも速やかに帰国する予定です。

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