イギリスJet2.com、A321neo発注 主力機をボーイングから切り替え

イギリスJet2.com、A321neo発注 主力機をボーイングから切り替え

ニュース画像 1枚目:Jet2.com、A321neoイメージ
© AIRBUS
Jet2.com、A321neoイメージ

イギリスを拠点とする航空会社Jet2.comは2021年8月31日(火)、A321neoを36機発注しました。エアバスと初めて購入契約を締結し、この機材で保有機材の拡大や更新を進めます。確定は36機、オプション権を含めると最大60機で、搭載エンジンの選定は改めて予定しています。Jet2は、レジャー航空会社としてボーイング737型を主力機として使用していますが、この発注により主力機をボーイングからエアバスに切り替えます。

Jet2は現在、ボーイング737-800型を75機、ボーイング757-200型を8機で運航しています。今回のA321neoの選定について、Jet2.comは「効率的で環境に優しい航空機として、休暇に向かう旅行客が快適で楽しい体験を提供できる」とコメントしています。

導入するA321neoは232席を搭載する計画。現在使用する737-800の189席より多く、757-200の235席と同等の席数を搭載する一方、客室内の座席上部に設けられている荷物収納のオーバーヘッドビンは60%拡大することから、有効に利用できる空間が広まります。また、A321neoには新たな照明機能が搭載されているほか、シートも新たに搭載する計画です。

メニューを開く