神戸空港、スタッフ2名・ロボット10体を遠隔操作 案内・接客の実験

神戸空港、スタッフ2名・ロボット10体を遠隔操作 案内・接客の実験

ニュース画像 1枚目:2名でロボット10体を操作、接客対応イメージ
© サイバーエージェント
2名でロボット10体を操作、接客対応イメージ

神戸空港で2021年9月17日(金)から9月26日(日)まで、遠隔対話ロボットを使用した案内・接客などの実証実験がスタートします。ロボット10体を空港の旅客ターミナルビルの2階と3階に設置し、スタッフ2名がロボットを通して遠隔で案内、お勧めメニューなどを紹介します。

このロボットは、サイバーエージェントの研究開発組織「AILab」と大阪大学大学院基礎工学研究科の先端知能システム共同研究講座による「ロボットによる次世代サービスの実現」をテーマとする実証プロジェクトの一環で、神戸空港に提供されます。

空港は、多くの利用客が訪れる公共交通機関で、接続する交通機関の時刻、乗り場などの情報だけでなく、施設・店舗情報などの案内を含めた幅広い情報を網羅し、その接客時は丁寧に行うことが求められています。こうした対応をコロナ禍も考慮し、遠隔対話ロボットを通じ、空港内の魅力発信や接客を通じ、利用者に新たな旅の体験・価値の提供につながるか調査します。

なお、2025年の日本国際博覧会「大阪・関西万博」を前に、玄関口の関西3空港を運営する関西エアポートは、国内外からの旅客への対応を検討。その1つとして、空港内で複数の遠隔対話ロボットを使用したサービスの実現を目指しています。

期日: 2021/09/17 〜 2021/09/26
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