フロンティア航空、エアバスA319 全機退役

フロンティア航空、エアバスA319 全機退役

ニュース画像 1枚目:フロンティア航空、最後のA319「N949FR」がラストフライトを終えてゲートに到着
© Frontier Airlines
フロンティア航空、最後のA319「N949FR」がラストフライトを終えてゲートに到着

フロンティア航空は2021年9月8日(水)、エアバスA319型を全て退役させたと発表しました。フロンティア航空はこれまでにA319を53機を保有していましたが、機材更新でエアバスが開発した新エンジンを搭載するA320neoとA321neoの導入を進めています。

最後のA319は、機体記号(レジ)「N949FR」でした。フロンティア航空は創業時の1994年にはボーイング737-200型で運航を開始し、737-300も導入しました。この機材更新として2001年5月に初めてA319を導入。その後は、エアバス機材を中心に、A318やA320ceo、A321ceoを運航してきました。2001年から運航されているA319は、アメリカ同時多発テロの厳しい時期を経て、フロンティア航空の格安航空会社の成長を支えてきた機種です。

ニュース画像 1枚目:フロンティア航空、最後のA319「N949FR」
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フロンティア航空、最後のA319「N949FR」

現在、フロンティア航空の保有機材はA320neoが71機、A320ceoが19機、A321ceoが21機と、燃費効率が高い機材が主力になっています。機材更新も進められているため、保有機の平均機齢は4.1年で比較的、新しい機材が揃っています。

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