アメリカ政府の入国措置発表、ルフトハンザ予約増・エミレーツ増便

アメリカ政府の入国措置発表、ルフトハンザ予約増・エミレーツ増便

ニュース画像 1枚目:アメリカの象徴、自由の女神像
© Lufthansa Group
アメリカの象徴、自由の女神像

アメリカ政府が9月20日(月)、空路で入国する成人の外国人は新型コロナウイルスワクチン接種を義務付け、他の制限を撤廃するとの発表を受け、ルフトハンザ・グループ、エミレーツ航空はアメリカ路線の予約状況の改善や増便を発表しています。ヨーロッパのシェンゲン圏を含め、アメリカはイギリス、アイルランドを含め、2020年3月から実質的な渡航禁止措置を講じており、今回のアメリカ政府の発表を受け、11月からワクチン接種証明の提示で制限なく入国できるように緩和されます。

ルフトハンザはアメリカ政府の発表後から、アメリカ路線の予約数は前週比40%増になったと発表。ルフトハンザドイツ航空だけでなく、グループのスイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)、オーストリア航空を含め、ヨーロッパとアメリカを結ぶ定期便の予約動向です。ルフトハンザ・グループは現在、アメリカ17都市に週200便以上を運航。予約動向を見ながら11月以降、増便などを検討する方針です。また、グループのSWISSは、ジュネーブ/ニューヨーク線の再開を視野に入れています。

エミレーツ航空は10月から、アメリカ路線を増便します。アメリカでの旅行需要の高まり、ドバイで開催されているドバイ万博へのアクセスの提供などを目的としています。10月からボストン、ダラス・フォートワース、ニューヨーク・JFK、サンフランシスコ、シアトル、ワシントンD.C.線で増便し、アメリカ12路線に週78便を運航。このうち、ニューヨーク・JFK線の12便、ロサンゼルス線の7便、ワシントンD.C.線の5便はエアバスA380型で運航する予定です。

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