フランスCMA CGM、ボーイング777貨物機を2機導入へ

フランスCMA CGM、ボーイング777貨物機を2機導入へ

ニュース画像 1枚目:CMA CGM塗装のボーイング777 イメージ
© CMA CGM
CMA CGM塗装のボーイング777 イメージ

フランスの海運会社CMA CGM傘下で航空貨物事業を担うCMA CGMエア・カーゴ(CMA CGM AIR CARGO)は2021年9月29日(水)、ボーイングと777貨物機(F)2機を購入する契約を締結しました。

CMA CGMエア・カーゴは2021年2月に設立、エア・ベルギーとのCMI契約により、3月からベルギー・リエージュを拠点にシカゴ線の運航を開始。さらに、ニューヨーク、アトランタ、ドバイを運航しています。現在、使用している機材はエアバスA330-200F型の4機です。

777Fの導入で、長距離の貨物輸送が可能になります。現在のA330-200Fの航続距離は最大7,600キロメートル(km)ですが、777Fは9,200km。これにより、離着陸の回数を減らし、航空貨物輸送を長距離路線で運航することが可能になります。

なお、777Fは2005年にボーイングがプログラムを開始して以来、272機を受注しており、ボーイング史上最も多く販売されている貨物機です。

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