フジドリームエアラインズ(FDA)は、実際に飛行する自社機のエンジンで使用していた部品「ファンブレードピン」を40本限定で販売します。航空機中古部品の販売は FDA として初めての取り組みです。
ファンブレードは、エンジンが回転する部分の主要部品で、これを固定する役割のパーツが販売される「ファンブレードピン」です。商品化された「ファンブレードピン」は、FDAロゴ、シリアルナンバーをレーザー刻印され、展示用の桐箱と共に販売されます。長さは136.59mm、直径18.93mmで、 実際にエンジンで使用されていたため、傷や汚れなど個体差があります。価格は20,000円です。
FDAが運航するジェット機はエンブラエル製のE170、またはE175です。この機体に搭載されているエンジンはGE製のCF34-8エンジンで、ファンの直径はおよそ1.3メートルです。ファンブレードによって76席または84席に登場する人たちを乗せて空を飛ぶ推進力を生みだしています。また、ファンブレードは高速回転しながら、エンジン内部はジェット燃料が高温で燃焼する過酷な環境でファンブレードピンが役割を果たすことで安全な飛行を実現しています。