ピーチ「旅くじ」の旅先決定!どうする航空券?ドキドキ体験記

ピーチ「旅くじ」の旅先決定!どうする航空券?ドキドキ体験記

ニュース画像 1枚目:ピーチ「旅くじ」カプセルの中には、行き先が書かれてくじと缶バッチ
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ピーチ「旅くじ」カプセルの中には、行き先が書かれてくじと缶バッチ

ピーチの「旅くじ」が話題になっているのをご存知ですか?行き先がガチャで決まるという『旅のおみくじ型カプセル自販機』が、東京・渋谷パルコに2021年10月13日から設置されています。

販売開始された当日、「あぁ〜、どっか行きたい」とこの2年弱の間ずっとボヤいていたFlyTeamスタッフが、喜び勇んでチャレンジしてみました。

ニュース画像 1枚目:旅くじ発売当日には、ピーチCAさん?も
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旅くじ発売当日には、ピーチCAさん?も

発売当日の11:00過ぎにはすでに数十人の列が出来ていました。その人気ぶりが伺えます。待つこと40分ほど、カプセルが入った自販機にPayPayで5,000円の支払いを行い、赤いボタンを押すだけのシンプルなものです。

ピーチカラーのカプセルが出てきました。

ニュース画像 2枚目:行き先が書かれた旅くじのカプセル
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行き先が書かれた旅くじのカプセル

久しぶりのガチャガチャ。しかも五千円です。流石に良い歳の大人でもワクワク、ドキドキしてカプセルを開ける手に力が入りました。すでに、もうどこかに旅行しているかのような気分になっています。

ガチャ(行き先)の結果発表

カプセルの中には、缶バッチと旅くじ(おみくじ風の紙)が一枚入っています。ワクワクしながら、この紙を開きます。

さて、その行き先は〜、、、

ニュース画像 3枚目:ピーチ「旅くじ」の行き先は奄美!
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ピーチ「旅くじ」の行き先は奄美!

なんと「ASJ(奄美)」です!

旅くじには、ピーチポイントへの交換コードが記載されており、ピーチの会員ページでポイント交換を行う仕組みのようです。また、旅くじには、「MISSION」というメッセージが入っており、今回は、「泥染めにチャレンジして、奄美色に染まってきて!」という指示です。奄美群島の織物である「泥」で染める大島紬のことが書かれており、旅先でのアトラクションの提案が書かれています。

ピーチポイントはいくら?

会員登録の後、ピーチポイントの登録画面より交換コードを入力します。すると、5,000円で購入した旅くじには、なんと10,000ポイント(10,000円分)が入っていました。有効期限は2022年3月31日までなので、それまでに航空券を予約すれば良さそうです。5ヶ月ほど猶予があるのでゆっくり考えることも出来ます。

ニュース画像 4枚目:旅くじに書かれた交換コードをピーチポイントに交換します
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旅くじに書かれた交換コードをピーチポイントに交換します

どうする航空券予約

旅先が「奄美」に決定しましたが、残念な記憶が蘇ります。5年前に2泊3日で11月に奄美を訪れた際に、3日間ほぼ雨だったことを思いだします。その当時、成田/奄美線はバニラエアが運航していました。今回は、「晴れた奄美を堪能したい」を重要視して、航空券を検討します。

では、実際に航空券予約に進みます。

ピーチが運航する成田/奄美線は、成田からの1日往復になります。日帰りだと現地滞在時間は、1時間弱です。ということで、現地を楽しむなら最低1泊が必要になり、1泊2日の旅に決定します。

ピーチの航空券には、3種類の運賃や様々なオプション・手数料が存在し、LCCならではの価格と条件が存在します。賢くLCCの航空券を予約するためには、重視するポイントを固めてから、予約することが重要です。

今回の「奄美」の旅で重要視する点をまず決めることにします。

重要視するポイントは、4つ

重要ポイント1. [ 天候 ] 雨だったら行かない。
重要ポイント2. [ リーズナブル ] 日付にこだわらずリーズナブルに旅したい。
重要ポイント3. [ 窓側 ] 飛行機内では必ず窓側に座りたい。
重要ポイント4. [ 荷物 ] 預ける荷物1個

この4つの重要ポイントをもとに、航空券予約に臨みます。以降の条件や価格は、すべての予約・手続きをウェブで行うこと前提にすすめます。

まず日程の最低料金を確認します。10・11月で、1泊2日の日程で、往復共に最安値で検索します。往復共に最安値になるのは、直近の日付では、11月1日でした。次に決定しないといけないのは、予約タイプです。

ニュース画像 5枚目:ピーチのフライト選択画面
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ピーチのフライト選択画面

まず重要ポイント2[ リーズナブル ]のために「シンプルピーチ」が第一候補になります。しかし、重要ポイント3[ 窓側 ]のためには、座席指定が必要になります。ピーチでは、4種類のシートタイプが設定されており、窓側のためにはプレジャーシートが必要になります。

ファストシート・最前列(1列目)

 足元のスペースが広い
 お預け手荷物は目印タグを取り付け、優先的に返却
 *優先的に返却できない場合もあります。
 *足元に手荷物を置いていただくことは出来ません。
 *肘掛けは上がりません。

スマートシート
 2列目から5列目
 12列目、13列目(非常口座席)
 *非常口では、足元に手荷物を置いていただくことは出来ません。

プレジャーシート
 6列目から11列目
 14列目から30列目の窓側

スタンダードシート  14列目から30列目の窓側以外

次に、もっとも重要なポイント1[ 天候 ]を満たすためには、天気によって間近になって変更する必要があることを考慮します。「シンプルピーチ」では、6,600円の変更手数料が必要になります。そこで、「バリューピーチ」もあわせて検討します。

■シンプルピーチ

運賃:5,990円
プレジャーシート690円
手荷物1個目:1,800円
総額:8,480円 x 2(往復) = 16,960円
変更手数料:3,300円 x2(往復) = 6,600円
予約便を変更する場合の総額:22,960円

■バリューピーチ

運賃:9,010円
プレジャーシート:0円
手荷物1個目:0円
総額:9,010円 x 2(往復) = 18,020円
変更手数料:0円
予約便を変更する場合の総額:18,020円

奄美大島の例年の天候を調べると、11月の天気が良い日も夏に比べるとかなり少なく、雨の日も多いようです。日程変更の可能性も高いと思われます。

また、シンプルピーチで予約変更する場合に、さらに注意しないといけないのは、座席指定や受託手荷物は払い戻しできないことになっています。

フライトを変更する場合、変更前の便の座席指定やスペースシートオプション、受託手荷物は取り消しとなり、料金は払い戻しできません。

最後の重要ポイント4[ 荷物 ]のためには、シンプルピーチだと受託手荷物オプションが必要になります。

以上のオプションなどを加味すると、シンプルピーチとバリューピーチを比べると、シンプルピーチが1,060円お得ですが、万が一、予約変更する場合には、バリュービーチが4,940円お得になります。

このように重要ポイントを整理し、変更が必要になることを考えると、選択すべき運賃プランは、「バリューピーチ」だと判断しました。

ニュース画像 6枚目:ピーチ - 航空券購入画面
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ピーチ - 航空券購入画面

決済画面に進み、決済手数料1,200円と空港使用料900円を加え、合計金額20,120円になります。今回のピーチポイント10,000円分(旅くじ5,000円で購入)を利用することにより、実質的に成田-奄美の往復航空券を、15,120円で購入することができました。

さぁ、これで念願の「どこか行きたい」が解決しそうです!現地で何をするのか、これを考えるのも、また旅の楽しみの一つです。出発まで、色々と検討したいと思います。

ピーチの「旅くじ」は大好評のため、残念ながら10月18日時点で販売を停止しています。改めて販売の再開が予定されています。その際には、みなさんも「旅くじ」にトライしてみてはいかがでしょうか?

ニュース画像 7枚目:東京・渋谷パルコに設置されて旅くじ
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東京・渋谷パルコに設置されて旅くじ
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