全日本空輸(ANA)は2021年10月31日(日)、ボーイング787型の「10周年プロジェクト」として、羽田発着の岡山、広島線でボーイング787-8型を使用し、記念フライトを運航しました。羽田/岡山線のANA653、ANA656便にはANAが世界で初めてボーイング787を受領した初号機の機体記号(レジ)「JA801A」、羽田/広島線のANA679、ANA680便には2号機の「JA802A」がそれぞれ投入されました。両路線とも岡山、広島空港では、消防車による放水アーチで記念のお出迎えを受けました。
「JA801A」「JA802A」の2機とも導入時は、ボーイング787デザインの特別塗装が施されていました。その模様から、航空ファンは親しみを込めて「サバ(鯖)塗装」や「サバジェット」と呼ぶこともありましたが、「JA801A」は2017年2月末、「JA802A」は2017年10月に通常のANA IOJ塗装に変更されています。
ANAは、787 10周年プロジェクトとして、導入メンバーによる導入秘話や貴重映像をパイロットとともにコクピットからの映像を楽しめるオンラインツアーを企画するなど、さまざまな企画を今後も展開する予定です。