航空自衛隊三沢基地所属のF-35AライトニングII戦闘機が2021年12月8日(水)、函館空港に緊急着陸した件で、当該機は12月9日(木)も同空港を出発していない模様です。この事案を受け、空自は三沢基地のF-35A全機の飛行訓練を見合わせました。
当該機「99-8715」は日本海の訓練空域を飛行中、不具合を受けて函館空港に着陸したものです。この着陸を受け、編隊を組む「19-8725」も函館空港に着陸しました。負傷者などは発生していません。
三沢基地所属のアメリカ空軍のF-16戦闘機が青森空港に緊急着陸したことを受け12月8日(水)、防衛省を訪れていた三沢市の小桧山市長に対し、岸防衛相がF-35の事案発生でも陳謝しました。また、青森県は三沢基地司令に、原因の究明とともに、航空機の点検整備、安全管理体制の確保など万全の措置を講じること、再発防止に努めることを要請しています。