インマルサット第6世代通信衛星搭載のH-IIAロケット45号機、打ち上げ成功

インマルサット第6世代通信衛星搭載のH-IIAロケット45号機、打ち上げ成功

ニュース画像 1枚目:Inmarsat-6搭載のH-IIAロケット45号機打ち上げ
© 三菱重工業
Inmarsat-6搭載のH-IIAロケット45号機打ち上げ

三菱重工業は2021年12月23日(木)0時32分、種子島宇宙センターからインマルサットの第6世代ハイブリッド通信衛星「Inmarsat-6 F1」を搭載したH-IIAロケット45号機(H-IIA・F45)を打ち上げました。打ち上げから26分18秒でInmarsat-6 F1を正常に分離、通信衛星を成功裡に宇宙に到達しました。

打上げ成功により、H-IIAは97.8%、H-IIA/H-IIBを合わせ98.1%以上の高い打上げ成功率を保っています。インマルサットは三菱重工、H-IIA/H-IIBの高い打ち上げ確率に基づき打ち上げ契約を締結したとされており、その期待に答えたものです。今後も三菱重工はインマルサットの衛星打ち上げを予定しており、高い信頼性、予定日時、かつ確実な打ち上げに取り組む方針です。

インマルサットの第6世代通信衛星は、Lバンド通信、Kaバンド通信を同時に実現する世界初の通信衛星シリーズで、ネットワーク通信網構想「ORCHESTRA (オーケストラ)」実現への第1歩です。

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