横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会(東京都、武蔵村山市、立川市、昭島市、福生市、羽村市、瑞穂町)は、2022年3月26日(土)に開催予定の「サクラ・スプリング・フェスティバル2022」について関係省庁と横田基地司令官へ口頭要請を実施しました。企画に対して、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が懸念されると対応を求めた内容です。
「サクラ・スプリング・フェスティバル」は、武蔵村山市側のイーストゲート「第17ゲート」付近の通路、約500メートルにわたる基地内の桜の並木道が一般公開され、生演奏などのパフォーマンス、飲食ブース、ゲームなどと共に桜鑑賞が楽しめる企画です。
協議会は、新型コロナウイルス対策で基本的対処方針に基づいたイベントの開催制限等の要請や飲食店等へ営業時間短縮の要請などの感染防止対策を自治体が実施し、東京都ではまん延防止等重点措置の延長の有無にかかわらず、都立公園での花見イベントについては、「フードブースなし」「ステージでの催しなし」としていると説明。来訪者にも宴会行為、シート等を広げて飲食を伴う行為などの自粛を求めています。
こうした状況から、イベント企画の日米の友好の絆を深めること、花見の伝統を祝す主旨に理解を示しつつ、フードブースの出店・生演奏などのパフォーマンスの見合わせ、開催時間短縮などの規模縮小、人と人との間隔の確保、基地関係者を含むイベント会場でのマスク着用の徹底などを申し入れています。
なお、横田基地ではコロナ禍の対策として隊員たちに基地の出入り時のマスク着用、基地外でのマスク着用が求められていることも告知しています。