セントレアと豊田通商、空港ゼロカーボン実現で協力 まず事業計画立案へ

セントレアと豊田通商、空港ゼロカーボン実現で協力 まず事業計画立案へ

ニュース画像 1枚目:ゼロカーボン実現に向けた5つの軸
© 中部国際空港
ゼロカーボン実現に向けた5つの軸

中部国際空港(セントレア)と豊田通商は、ゼロカーボン実現に向けたパートナー契約を2022年3月31日(木)に締結したと発表しました。空港管理者と民間企業のパートナーシップによる空港のゼロカーボン実現を目指す取り組みは国内では初めてです。両者は今後、「空港脱炭素化推進計画」を策定し、具体的な事業スキームを立案します。

セントレアは、(1)ゼロカーボン化に向けて太陽光発電導入による再生可能エネルギーの拠点化、(2)空港施設から二酸化炭素(CO2)削減、(3)空港車両からCO2削減、(4)水素利活用、(5)エネルギーマネージメントの導入の5つを軸に、地域との連携、レジリエンス強化を踏まえながら、空港ゼロカーボンに取り組む方針です。環境負荷低減への取り組みが進む中、豊田通商が手掛けてきた再生可能エネルギー事業、水素活用による港湾の脱炭素化、蓄電池を用いたエネルギーマネージメントなどから、セントレアにも活かす計画です。

国内の各空港は、2022年2月に策定された「空港の脱炭素化に向けた取組方針」を受け、世界の旅行者からの選ばれる空港づくりに取り組み始めています。セントレアは開港時からターミナルビルへの太陽光発電システム設置、コージェネレーションシステムの導入、水素エネルギーの活用などに取り組んできました。

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