横田基地、5/8〜15日に三沢基地所属機が飛来 ACE/MARE訓練

アメリカ空軍横田基地で2022年5月8日(日)から5月15日(日)まで、演習「ビバリー・モーニング 22-01」が実施されます。アメリカ空軍三沢基地に所属する戦闘機の迅速機敏戦展開訓練(ACE)、重大事故即応演習(MARE)の訓練が実施されます。訓練期間中の日曜日、横田基地の通常運用時間帯の6〜22時外の飛行運用は予定されていません。横田基地広報部から情報提供では、訓練期間前後と訓練中は航空機騒音の増大が見込まれるとしています。

三沢基地には、アメリカ空軍第35戦闘航空団(35FW)は、敵防空網制圧(SEAD)任務を主としてF-16C/Dファイティングファルコンが配備されています。このため、横田基地にF-16戦闘機が飛来することが見込まれます。ACEは、何らかの脅威が発生した場合、即座に敵勢力の行動を阻止する能力を演練する訓練です。通信機能、後方支援能力を含めた演習も行われています。

MAREは、航空機機墜落など重大事故の発生を想定し、仮想の「負傷者」を含めた災害を想定し、緊急事態への対応能力を実証する訓練です。過去に実施された「ビバリー・モーニング」でのMAREは、飛行場の損傷を迅速に修理する訓練が実施され、医療部隊も加わり、治療を含めた対応の確認が実施されています。

なお、この演習とは別に三沢対地射爆撃場で5月9日(月)から5月13日(金)まで、訓練時間が繰下げて実施される予定です。訓練時間は9時から22時です。このほか、5月2日(月)から5月6日(金)、5月23日(月)、5月25日(水)にも通常の訓練時間を繰り下げて実施されます。