荒天により仙台へ飛来した珍客や、新しい特別塗装機や全色撮影したくなるATR機など、直近の2023年6月2日〜6月8日の間に、日本の空港へ飛来し注目を集めた機体をピックアップして紹介します。
6月2日・仙台空港
カタール航空 エアバスA350-1000型機 「機体記号:A7-ANG」
成田空港行きのカタール航空便が、強風による影響で仙台空港へダイバート。2時間ほどの滞在で再び、成田空港へ向けて出発しました。A350-1000の仙台への飛来は初めてです。関東地方荒天の影響とはいえ、仙台への思わぬ珍客となりました。
6月4日・成田空港
海南航空 ボーイング737-800型機 「機体記号:B-1501」
2023年1月に登場した飲料ブランド「Pepsi (ペプシ)」をアピールする特別塗装機。登場後、中国国内線を中心に投入が続き、ようやく日本初飛来となりました。
6月7日・北九州空港
ハイ・エア ATR 72-500型機 「機体記号:HL5245」
韓国の新興ハイ・エアが、2023年5月24日から8月31日まで週5便を運航する定期チャーター便です。同社はカラフルな塗装が特徴で、2号機ピンク「HL5244」の飛来が続いていましたが、3号機グリーン「HL5245」が飛来。ほかに、1号機ブルー「HL5243」、4号機イエロー「HL5246」の全4色の機体を運航しています。
6月8日・中部国際空港
スプリング・ジャパン ボーイング737-800型機 「機体記号:JA04GR」
セントレア未就航の同社が、正午前にパイロット訓練のため飛来。離発着訓練などを行い、13時半前には成田空港へ向けて飛び立ちました。
6月8日・新千歳空港
パル・エアロスペース DHC-8-100型機 「機体記号:C-FOFR」
カナダの地域航空会社「パル・エアロスペース」が運航する、カナダ水産海洋局の長距離海上哨戒機が新千歳空港に飛来しました。毎年飛来していますが、2023年は初飛来となりました。
以上、注目の飛来機をピックアップして紹介しました。来週は、どんな特別塗装機やレアな機体が飛来するのか楽しみですね。近くの空港へ、飛行機を眺めに出かけませんか?