2007年まで全日本空輸(ANA)で活躍していたジャンボ機が、装い新たに鹿児島空港へ飛来し話題になりました。マレーシア空軍機や美保基地航空祭など、直近の2024年5月24日〜30日の間に、日本の空港へ飛来し注目を集めた機体をピックアップして紹介します。
5月24日・羽田空港
マレーシア空軍 エアバスA320CJ型機 「機体記号:9M-NAB」
マレーシア空軍の要人輸送機が羽田に飛来しました。同時期にマレーシアの首相が来日しており、これに関連したものとみられます。同機は2023年12月にも、羽田空港と中部国際空港に飛来しています。
5月26日・米子空港
航空自衛隊 C-2輸送機 「機体記号:08-1212」
航空自衛隊 T-4練習機 「機体記号:56-5739」
海上保安庁 アグスタAW139型ヘリコプター 「機体記号:JA961A」
航空自衛隊 KC-46A空中給油・輸送機 「機体記号:44-3614」
航空自衛隊美保基地(鳥取県)で開催された「美保基地航空祭 2024」。C-2輸送機による物料投下や海上保安庁ヘリコプターの展示飛行などが行われました。今年納入されたKC-46A空中給油・輸送機も見ることができ、24,000人が来場し盛り上がりをみせました。
5月26日・新千歳空港
タイ国際航空 ボーイング777-300ER型機 「機体記号:HS-TKM」
ボーイング787-9型機で運航されていた新千歳〜バンコク線に、長距離国際線仕様である777-300ERの投入が開始されました。同路線は定期便として、787-8および787-9、777-200ER、A350-900などで運航されていましたが、777-300ERによる運航は初めてです。
5月27日・鹿児島空港
マグマ・アヴィエーション ボーイング747-400BCF型機 「機体記号:TF-AMP」
鹿児島空港に珍客が里帰りしました。エア アトランタ アイスランドが運航するマグマ・アヴィエーションの747-400BCFは、1990年から2007年まで全日本空輸(ANA)で「JA8094」として運航されていた機体で、現在は貨物機に改修されて運用を続けています。27日にフランスのシャトールー・サントルからドバイ経由で飛来し、28日に香港へ向けて出発しています。
5月27日・新千歳空港
個人所有(ラスベガス サンズ) ボーイング737-700BBJ型機 「機体記号:VP-BTV」
25日に飛来したラスベガス サンズの737BBJ。同社は以前、今回と同じ塗装の747SPを所有しておりお馴染みのカラーリングです。同機はマレーシア空軍などでも使用されていたVIP機で、日本へは2023年6月の羽田空港以来の飛来とみられます。
以上、注目の飛来機をピックアップして紹介しました。来週は、どんな特別塗装機やレアな機体が飛来するのか楽しみですね。近くの空港へ、飛行機を眺めに出かけませんか?